第3講 大当り時の打ち方-1

第2講の収支改善のポイント、少し難しいところまで行き過ぎてしまった感があります。
 
ここは基本に戻って、また基礎の基礎からの説明に戻ります。
 
 
パチンコという遊びの結果収支は3種類の台状態どう上手く打つかに大きく左右されます。
 
ひとつ、通常時・・・これは第1講でやりましたね?
 
ふたつ、大当り中。
 
みっつ、電サポ中です。
 
 
この第3講では大当り中の打ち方を解説していきます。
 
 
超基本的なお話しから参りましょう。
 
 
大当り、と一言で言っても、台の形(盤面の形)によって大きく2つのタイプに分かれます。
 
 
ひとつ、左打ち機種。
 
ふたつ、右打ち機種です。
 
 
左打ちでも、アタッカーの位置によって、打ち方が変わったりします。
 
下の方にアタッカーがあるのが一般的(海シリーズなど)ですが、上の方にアタッカーがある機種もある、というのはご存じだと思います。
 
 
まずは、左打ち機種の内、一般的な下(以下、左下アタッカー)にアタッカーがある場合を解説していきましょう。
 
 
左下アタッカーでの大当り消化でのお約束ごと、その1。
 
それは、大当りの前後に無駄打ちをしない、ということです。
 
 
「おおあたり~」などの告知があっても、すぐにアタッカーが開くとは限りません。
 
アタッカーが開く前にアタッカー周りに届いた玉は完全な無駄玉となります。
 
開放のタイミングが分からない間は、アタッカーが開いてから打ち始めましょう。
 
十分に間に合いますので、焦る必要はありません。
 
つまり、左打ち機種では大当たり確定告知があった場合、すぐに打ち出しをやめ、アタッカーが開いてから再度打ち始める、という約束ごとです。
 
 
左下アタッカーでの大当り消化でのお約束ごと、その2
 
通常時保留の数を意識しましょう。
 
どういうコトかというと、大当りが予想される演出(激アツ演出など)の場合は保留の点灯数にかかわらず、打ち出しを止めましょう、と言うことです。
 
なぜなら、大当り左打ち機種では、大当り中に保留が全点灯するのです。
 
言い換えれば、保留が0で大当りすれば、大当り消化後は保留4つ貯まっていますので、4回転得したことになるのです。
 
1回転を回すコストは千円当たり20回転回る台で50円。
 
それが4つも得出来れば、200円も得したことになるのです。
 
 
左下アタッカーでの大当り消化のお約束ごと、その3
 
ラウンド間止め打ちというのをご存じでしょうか?
 
ラウンドとラウンドの間には1.5秒程度アタッカーが閉じているタイミングがあります。
 
そのタイミングにアタッカーの周りに玉が行かないように止め打ちすることでロスを減らそうという技術です。
 
でも、そのラウンド間止めも左下アタッカーのほとんどの機種では効果はほとんどないどころか、ヘタをするとマイナス期待値になってしまう場合があります。
 
 
マイナス期待値になる原因は2つあります。
 
 
1つ目が時間効率。
 
8カウントの海物語で6入賞確認して打ち出しを止めた場合、きっちり8個入賞でアタッカーが閉じるか、まったく入らず、また2個打ち出したりします。
 
その2個もまた入らず・・・
 
このように必要以上に大当り消化に時間を費やす結果になることが多いのです。
 
 
そして2つ目が過入賞の発生率の劇的低下とラウンド間の見極めの難しさ。
 
左下アタッカーの機種では、大当り中打ち出された玉がアタッカーに届くまでの時間が玉によってまちまちです。
 
つまり、後から打った玉が先に打った玉より先にアタッカーに届いたりします。
 
 
また、ラウンド間止め打ちをしているつもりでも結局アタッカーが閉じた後にボロボロ玉がアタッカー周りに到達したりします。
 
ちゃんとアタッカーへの入賞個数を数えて、止めているつもりでも、玉が打ち出されたタイミングからアタッカーへの到達時間が玉によってバラバラになりやすいため、こういう無駄が発生しやすいのです。
 
 
そのため、ラウンド間止め打ちをしても結局無駄玉は発生してしまったり、あるいはこぼされる玉が多かったりした場合は逆に8個入賞ピッタリでアタッカーは閉じてしまい、過入賞のチャンスが激減してしまったりするのです。
 
 
次回は左上アタッカーの解説に行きたいと思います。

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