第3講 大当り時の打ち方-3

一般的な右打ち機種の大当り消化を考えます。

 

右打ち機種とはいえ、盤面右に多く釘が存在し、玉の落ち方が釘に大きく影響を受けるタイプもあります。

 

具体的に言うと、先に打った玉が後に打った玉より早くアタッカーに到達することが多々見られる機種です。

 

この手の機種では、打ち出しのタイミングがアタッカー入賞のタイミングに与える影響が非常に少なく、止め打ちや捻り打ちの効果は極端に低くなります。

 

つまり、ここで説明したい「一般的右打ち機種」とは打ち出しのタイミングとアタッカー入賞のタイミングがリンクしやすい機種の事です。

 

その点を踏まえた上で、右打ち機種の大当り消化を考えていきましょう。

 

 

ポイント1

「大当たり中のヘソ入賞はない」

 

左打ち大当り消化機種では、大当りが終わったとき、ヘソ保留が満タンになるので、通常時における大当り確定演出では保留数が出来るだけ少ない方が良い、という説明をしました。

 

この点に関して、右打ち消化機種ではその限りではありません。

 

なので、以下の点に留意してみてください。

 

・電サポ状態に突入した瞬間にヘソ保留は消化されてしまうかどうか?
・ヘソ保留と電チュー保留で大当りの振り分けが異なり、ヘソ保留消化は不利であるかどうか?

 

これらのことを考えた上で、通常時の大当り濃厚演出において、ヘソ保留を貯めるかどうか判断してください。

 

 

ポイント2

「ラウンド間インターバルは2玉以上かどうか」

 

右打ち大当り消化で、打ちっ放しの消化をした場合、ラウンド間インターバル(ラウンドとラウンドの間、アタッカーが閉じている時間のこと)に無駄な玉が何玉閉じたアタッカーを通り過ぎるか?に注目してみましょう。

 

これが1玉以下であるなら、右打ちとはいえ、打ちっ放し消化の方が有利である可能性が高いです。

 

ほとんどの機種で、約2玉半のインターバル(約1.5秒)がありますので、過入賞狙いの1発多めの打ち出しでしっかり止める方が1回のラウンド間で1.5玉、つまり15ラウンドボーナスでは20玉ほどの節約となります。

 

1回の15Rボーナスで20玉の節約というのがどれくらいの効果があるのか?が気になるところかも知れません。

 

ざっくり言って、期待時給で換算すると150円~200円程度の効果があります。

 

 

ポイント3

「過入賞狙い」

 

ポイント2でも1玉多く打ち出すように言いましたが、アタッカーワンツー(捻り打ち)で過入賞確率を大幅にアップ出来る機種もあります。

 

1玉多く打ち出す場合で平均して15Rで過入賞が2回程度、捻り打ちで5回程度の場合、15Rボーナスにつき、40~50玉の効果があります。

 

期待時給で換算すると300円円程度の効果があります。

 

ただ単に打ちっぱなしと比べて、しっかり止めて、過入賞狙いをやった場合、総じて300円~400円の時給アップに繋がることも多い技術ですので、しっかりマスターしていきましょう。

 

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